こんにちは、3年目PRJ部の大沼です。
硬い文章しか書けないので、自分らしく硬めに書きます。
私はPRJ部に所属しつつ昨年から人事として新卒採用にも携わらせて
頂いています。人事を担当すると、他社の人事担当や学生の方々と
関わりますが、関わる人が変わると色んな気付きや刺激を頂きます。
最近の人事活動の中で得られたことを書き綴ろうと思います。
先日面接で、gCストーリーは人間性を高めることを大事に
しています。と学生に伝えたときに、
「人間性ってどういうことですか?」
というリアクションが返ってきました。
そこで私が答えたのは、
「人間って気分のいい時は人に優しくできるけど、自分が厳しい
状況に追い込まれるとなかなかそうは思えないですよね。
でも、どんな時でも前向きで周りを思いやれる、人として良いことを
実行できるのが器の大きい、人間性の高い人の要素だと思います。」
ということでした。我ながらしっくりくる回答でした。笑
そんな偉そうなことを言った面接の翌日から、驚くほどいろんな試練が
降りかかってきました。
神様から偉そうなこと言うなって叱られているのかと思うほどでした。
不安な気持ちがずっと心にあり、集中力が散漫で目の前の一つ一つに
向き合えなくなっていました。
そんな自分に客観的に気づきながらも暗い気分を取り払えず、あー辛い、
と悶々としていました。
出張中だったのですが、もう会社に戻りたくない、くらいの落ち込み
ようでした。
そうは言っても戻るしかない、と会社へ向かって歩いている最中、
面接で学生に話した自分の言葉がありありと蘇って自分の中で
こだましました。
「人間性を高めるような生き方をしているのか」
今まさに厳しい場面に立たされているけれど、自分はどんな
向き合い方をしているんだ、全然人間性が高くない反応を
しているのでは?と。
自分の言葉で自分が奮い立った瞬間でした。偉そうなことを言った
責任をとらない生き方はしたくない、学生に、社会に胸を張れる
生き方をしたいと心がふつふつと熱くなりました。
もしあの時面接であの話をしていなかったらどうなっていたか
わかりません。
人に対して自分が目指すことを宣言すること、例え今できていないと
しても言ってしまうことがこんなにもすごい力を持っているとは
思いませんでした。あの時質問をしてくれた学生に本当に感謝だし、
人事に携わらせて頂いていることにも深く感謝しました。
話は変わり僕はハードな山登りが大好きなのですが、
振り返ってみると、上のエピソードと同じく有言実行していることが
楽しいのでは、感じます。自分に対して「この山を登る」と宣言して、
それに向けて色々な準備をし、登りきり、帰ってくること、
このプロセスが自分をとても充実した気分させてくれるのだと
思います。最後に2014年大晦日に登った雪山の写真で
サヨウナラしようと思います。というエピソードです。
これからもgCストーリーの一員として、胸を張れる人間を
目指していきます。