システムグループの久野です。
私の所属しているシステムグループでは、
完全成果主義を唱っています。
といっても、
成果を出したらインセンティブが出る、という
賃金がどうとかいう話ではありません。
仕事への取り組み方の話です。
あなたは会社の仲間に、
どんなときに、どんなふうに感謝を伝えますか?
頼んでいた仕事を終わらせてくれたとき?
遅くまで残業で頑張ってくれているとき?
動物には、報酬系という神経系があるそうです。
この神経系は、欲求が満たされるとき、
あるいは満たされることがわかったときに活性化し、
その個体に快の感覚を与えます。
そうすると、その個体はその感覚を繰り返し得られるように、
学習や環境への適応をおこないます。
仕事における成果ってなんでしょう?
システム開発でいえば、
システムを作り上げることが成果ではありません。
作られたシステムによって、業務が改善したり、
顧客満足度があがったりすることが成果です。
ですが、
「遅くまで頑張ってくれてありがとう」
「システムを作ってくれてありがとう」など
行動に対して感謝を伝えられることが多くあります。
ここで言う「新:完全成果主義」であるならば、
どんなときに感謝を伝えるべきか。
新:完全成果主義を唄いはじめて、気付かされたことがあります。
自分で無意識のうちに、遅くまで頑張ることに
価値をおいていたんじゃないかと…。
自分の受け取り方にしても、周りへの声のかけ方にしても、
改めて意識していこうと思います。