こんにちは!
事業推進部で人事周辺のお仕事をさせて頂いている大嶋です。
最近、決定的だった大きな気付きがあります。
それは、【もう若い人の感覚は分からない。】です。笑
大学生のみなさんと話をさせてもらう機会が多かったり、
採用イベントに参加することが多いので、
つい、わかってる”つもり”になっていたんだと思います。
だけど、それは「大人のフレームの中で考える大学生の気持ち」であって
「大学生が感じる大学生の気持ち」ではなかったんだなーというのが
大きな気づき、無知の知です。
社内で仕事をしていても時々やっちゃったなーと思うことがあります。
ミーティング中に若手メンバーの言葉を
つい、「私が3年目のときはこう感じていたな」という
自分をベースにした仮説で話を進める。とか。
これが落とし穴。
わたしと、今目の前の彼・彼女は、
全く違く家庭環境で、
全く異なる時間の中で、
育ってきたってのに、
つい知ったかぶりをしちゃう気持ち。
これが厄介。
分かってるよーという共感ではなく、分かってるつもり、でしかないんです。
「自分の概念・フレームで物事見がちよね。」と気がついてから、
一旦自分の中で沸き起こる会話を静めて、
相手の言葉・真意に意識を向けるように気を付けるようにしはじめました。
どういうバックボーンからくる発言なんだろうか?とも
考えるようになりました。
自分の中の概念に気付く。
どういう枠組みで捉えているのか、にまず気付くこと。
気付けたら、その枠をブッ壊す!!(←語調強め)
概念の再構築。
これが最近のマイブームです。
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話は変わりまして、
採用に携わったり、社内評価制度作りに関わらせてもらう中で、
採用という言葉が持っている概念(枠組み)と、
評価という言葉が持っている概念(枠組み)にも、
違和感を感じるようになりました。
私たちが本当にしたいことは、
採用、ではない。
だから、採用活動をしているわけではない、という認識です。
ただただ、一緒に未来をつくっていく仲間を探したいわけで、
相手を評価して○×を付ける行為行動をとりたいわけではない。
選ぶわけでも、選ばれるわけでもなく、
そこにあなたと通じ合えるものがあるかどうか、話がしたい。
そうそう、
だから選考卒業生の会の開催ができるんだよなぁ。とも
思います。
(※選考卒業生の会とは…
過去にgCストーリーの選考を受けて、今は
他社で活躍中の若手社会人が集う飲み会(笑))
あと、宿坊インターンとか、
説明しない説明会/合宿 とか、
既存の概念では出てこない発想でした。
そうやって学生さん側も
「採用」の概念をリフレームできる人たちが
gCストーリーに出会ってくれているんだろうと感じています。
社内で動き始めた「評価制度変革PRJ」も、
“評価”したいっけ?という所から話がはじまり、
「フィードバックはあってもいいけど、
誰かが誰かを評価する、って何なん??」という
リフレーミングの真っ最中です。
既存の概念をブッッッ壊しに行っている最中なので、
絶賛カオス状態(混沌とした状態)(笑)
話の着地が毎回ヨメません(笑)
でも、
なぜかPRJメンバーはとっても楽しそうです。
きっと、
心のどこかでひっかかりがあったもの、
頭での理解と、心での納得に、何か違和感を感じていた部分を
ひとつひとつクリアにしていってる感じが
わくわくに繋がっているんだろうなぁと思います。
既存の概念・枠組みに気付くこと。
その枠組みを壊していくプロセスに新しい発見がうまれ、
もっとも適した新たな形の枠組みができあがる。
そんなことを繰り返して生きていくのは本当に大変(笑)…、だけど、
とてもおもしろい歩みだと感じるこの頃です。
Re・framing!