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人と違う時間を生きるということ

入社4ヶ月の新人デザイナー、クマガイです。
 
 
早速ですが、僕は人混みや行列・渋滞が大嫌いです。
なぜなら自分の思ったように行動することが難しいし
時間も無駄になるし、何より息苦しい。
 
kirameki.jpg
 
先日、八王子の友達から
「八王子に美味しいお店があるからおいでよ。」
と誘いをうけたときのことです。
彼は午後12時に店を予約していたので、
僕はそれに間に合うように家を出たつもりでした。
 
 
しかし、その日は連休の初日ということもあって、
西新宿から八王子まで断続的な渋滞。
通過に2時間近くかかってしまい着いたのは午後1時すぎ。
予約キャンセルになってしまい、
結局30分ほど行列に並ぶ羽目になってしまいました。
 
 
遅れてしまって悪いなーとは思いつつも、
その後たわいもない話や遊びで盛り上がり、
帰るころには夜11時になってしまいました。
深夜になると渋滞はすっかり解消されていて、
八王子から西新宿まで、なんと約30分で通過することができました。
行きの1/4の時間です。
 
 
時間帯を変えるだけで通過時間が1/4!!
 
 
すごい馬鹿馬鹿しい!!
 
 
人と同じ時間を生きることがこれほどまでのコストを支払うことだとは!!
僕はそれ以来高速の渋滞ピーク時間帯を避けるよう心がけたり、
ドライブはなるだけ週末深夜にするようにしました。
 
night.jpg 
僕は前職で夜勤を含む3交代勤務を経験したことがあります。
みなさんは「夜勤」にどんなイメージを持っていますか?
昼夜逆転? 不健康?
もちろんそういったデメリットもあります。
僕自身体重が減ったりタバコやカフェインの摂取量が増えた時期でもあります。
しかし、それ以上に僕にとって大きかったのが
「人と違う時間を生きている」という感覚でした。
 
 
夜勤では少人数で作業を進めることが多いので、
各個人の責任や負担は重くなりますが、
それと同時に裁量も増えるので仕事のやりがいは大きかったです。
 
 
郊外に住んでいる人の場合、朝夕の通勤ラッシュ・満員電車は
避けられない問題ではありますが、夜勤ではその真逆。
早めに駅に向かい行列に並ばなくとも席に座って通勤できます。
 
 
また、業務前後に出かけたり買い物に行っても
人混みは皆無でのんびりと楽しむことができました。
役所の手続きなんかもスムーズにいきましたし、
人混み嫌いな僕にとってはとても過ごしやすい環境だったことは確かです。
 
 
train.jpg
 
先ほど言ったように「人と違う時間を生きる」ことには
デメリットもありますが、
僕自身はそれ以上にメリットも感じていましたし、
救われた面もありました。
 
 
朝起き、昼行動し、夜眠る
 
 
一見当たり前の生活リズムでも、その常識を
あえて崩してみることで見えた世界が僕にはありました。
もちろん人によっては合う・合わないはあるし、
強制すべきことではありませんが、多様性を構成する
一つの要素として人それぞれの「生きる時間」を
認めることで救われる人がいるのではないかと思っています。
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