介護事業部の三宅です。
2020年春より、プライベートな活動として
会社や自宅のある地域の中で無料学習支援の団体
(団体名「寺子屋みなてらす」)を作り活動しています。
先日東京都より特定非営利活動法人としての認証を頂き、
活動にもますます活気が出てきました。
そんな寺子屋みなてらすの活動のなかで、
最近大きな変化がありました。
団体の構成を簡単に言いますと、
理事会・運営事務局・地域のボランティアメンバーとなっています。
今回の変化というのは、運営事務局の体制を
大幅に増員し再構築したということでした。
以前より団体の運営体制が脆弱だという課題を持っており、
特定非営利活動法人としての認証を頂いたタイミングもあり、
踏み切ることとなりました。
具体的な中身としては、
これまで学習会を裏側で動かしていたのは、
比較的若く社会人経験も浅いメンバーが中心でした。
もちろん彼らは、やる気も熱意もあり、私にとって非常に心強い仲間です。
しかし、団体も大きくなり、
社会的責任もさらに大きくなっていく中で、
若者が若者らしく若者のために運営をしている体制では、
「若い子が頑張っている団体」の枠を
抜けられないのではないかと危惧していました。
今回、新たに6名の新メンバーを迎えることとなりましたが、
全員私よりも年上で社会人経験も豊富な方々に入って頂くこととなりました。
いつまでも「若者」という言葉に甘えられません。
「大人」に入ってもらうことで、保護者の皆様や
地域の皆様により安心して頂ける団体運営を
していきたいと思います。
前置きが長くなりましたが、
新メンバーを迎えるに当たっての
会議の場での学びについて書こうと思います。
既存メンバーも含め15名ほどになった事務局ですが、
皆さん本当にすごい方ばかりです。ほんとに。
大企業でバリバリ働かれている方や
大学・学校機関で教鞭を取られている方、
自身のお子さんを全員強豪スポーツチームで
活躍するまで成長を支えたママさん、
業界を変えてしまうほどの大きな会社を作られた方。
そんな方々のリーダーとして、私は何ができるんだろうか。
私の中での不安が顔を覗かせながら、会議へと臨みました。
皆さんの活動への想いや自身のビジョンを
共有し合う時間の中で、私の中に変化が
起こるようになりました。
すごい方ばかりで、恐縮しながらのスタートでした。
しかし、まず皆さんの私や設立メンバーへの信頼を
全身で感じることができました。
素晴らしい。付いていきます。
ここはこうした方がいい。ここはもっと整理した方がいい。
諸手を挙げてイエスマンになるのではなく、
自身の価値観や経験に照らして、全員から満遍なく
率直に意見が出てきました。
なぜ私が、皆さんに対して恐縮をしていたのか。
その背景にあるのは、自分自身へのコンプレックスが
影響していたように思います。
私は皆さんに比べてできることが少ないし、
器用でもありません。
自分が、こんなにもすごい方々を
引っ張ることができるのだろうか。
自分のことを卑下しすぎてしまった為に、
過度に恐縮・謙遜をしてしまっていました。
私の役割は、この輝いた才能を持つ
素晴らしい仲間のパワーを、社会へ還元し
貢献していくことだと感じました。
すごい仲間がいてくれるからこそ、
私自身がリーダーシップを発揮し、
一緒に成長していきたいと思えるようになりました。
謙遜するからこそ、仲間のことを大切に思い、
敬い、そして地域の皆様に貢献するために
リーダーとして走り続けていこうと決心しました。
そんなことを感じさせてくれる環境が、
私の大好きなGCストーリーという会社以外にも
あることに感謝しています。