皆様
お久しぶりです。
恐らく3度目か4度目の登場となります、デザイン室の坂東です。
いきなりですが、
みなさんは『クレイジージャーニー』という番組を
ご覧になったことはありますでしょうか。
先日たまたまTVで見て、面白かったのでつい全部見てしまいました。
その回は、フリーダイビングの篠宮選手に密着するという内容でした。
フリーダイビングとは、酸素ボンベも背負わずに、
体一つで海に潜り、その水深を競うという競技です。
※ちなみに、篠宮さんが持っている日本記録は
115m(!)という記録だそうです。
フリーダイビングは、死と隣り合わせで命がけの競技ですので、
肉体的なトレーニングはもちろんですが、
メンタル面でのトレーニングも非常に重要だと言います。
篠宮さんはヨガや瞑想等をトレーニングとして
取り組まれているとのことでした。
そんな番組の中で、篠宮さんが仰っていた言葉が
非常に印象的でした。
それがタイトルの『因果一如』という言葉です。
因果一如とは、禅の教えで「結果は原因と一緒に生まれている」
という意味だそうです。
『因果』と聞けば『因果応報』という言葉が一般的かと思います。
因果応報とは、
「良い行いをすれば良い報いが、悪い行いをすれば悪い報いがある」
という仏教の教えです。
自分もこの言葉は嫌いではないのですが、因果応報を信じていると
「なぜこんなに頑張ったのに、良い結果が出ないのか」
「良い結果が出ないということは、頑張れていないのではないか」
といった悩みにぶつかります。
それに対して『因果一如』が教えてくれているのは、
頑張るということ自体が、
原因でもあり結果でもあるということです。
つまり、、過去に悩むのではなく未来に期待するのでもなく、
『今を全力で生きる!』ということでした。
仕事をしていると、
つい結果(毎月のノルマや目標)に一喜一憂したり、
少し先(数年後)の目標を考えて、
現状に不安に抱いてしまうことがあります。
しかし、そうではなくて、
「とにかく目の前の仕事に一生懸命取り組む」
「ひたむきに努力し、頑張る」ことこそが、
重要な”結果”だというこの考え方は、
仕事への取り組み方や生き方そのものを、
良い方向へ導く素敵な考え方だと捉えています。
よい言葉で素敵な考え方だなと思いましたので、
共有させて頂きたく書かせて頂きました!
ありがとうございました。