皆さん、こんにちは。
入社3年目、高橋と申します。
前回のブログは約1年前、当時は管理部門に属していましたが
現在は弊社の主軸事業である施工関連の部署に所属をしております。
早速ですが皆さん、GIANT KILLINGという漫画はご存知でしょうか。
ETUという弱小プロサッカークラブが、新しく就任した監督を中心に
成長していく姿を描いた漫画なのですが、、、
①感情移入がしやすい
-選手・監督だけではなく、裏方のスタッフやサポーターなど
多様な人物・立場にスポットを当てて物語が進むことから、
共感出来るポイントが非常に多いです。
また、二人同時にシュートを打ったり、ボールが龍になったり、
ポストを蹴って飛ぶ人も現れません。
あくまでリアルに物語は進んでいくことも世界観に入り込みやすい理由の一つです。
②人生観・仕事観に影響を与えてくれる名言が多い。
-この漫画から派生したビジネス書が発売されるほど、
日常生活にも適用できる考え方や勇気を与えてくれる言葉が多数出てきます。
などなどの理由で、おすすめしたい漫画の一つです。
僕は単行本を集めているので、
暇さえあるとつい手に取ってしまい何度も読み返しているのですが、
(特に30巻が好きすぎて10回以上読んでは毎回泣いています)
そんな中でふと、仕事との向き合い方について
考えさせられるシーンがあったので、今日はその話を。
※大いにネタバレするので、読みたくない方はそっとブラウザの戻るボタンを、、、
場面としては、ETUのスポンサー(一般企業で言う投資家のようなもの)として
お金を出してくれている企業のお偉いさんが観戦しに来た試合でのこと。
貧乏クラブのETUにとっては貴重な貴重な出資元なので、
丁重にもてなさなければいけない相手なのですが、白熱した試合展開の中
ETUの会長や営業はスポンサーの存在を忘れて試合に夢中になってしまいます。
案の定、それをみたスポンサーのお偉いさんはご立腹。
一転ピリピリムードの中、ETUのスカウト 笠野氏が言ったセリフがこちら。
「まったく気楽なもんだ スポンサーの目の前で我を忘れて試合に没頭するとは
普通の会社じゃあり得ない 君たちは経営ってものをなめてるんじゃないか
なーんてお思いかもしれませんがね・・・
~中略~
しかし私が見ていただきたいのはね
ここにいる人間たちの楽しそうにしてる面なんですよ
例えば今の会長や営業の姿 大人げないっちゃ大人げないですが・・・
あれが嫌々仕事してる顔に見えますか?
単純な話・・・仕事を楽しんでる人間ってのは 実際いい仕事をするもんでしょう・・・
~略~」
(この後も素敵な言葉が続きますが一旦ここまで)
(GIANT KILLING 23巻より抜粋)
このセリフを読んだ時、「あ、確かにな」と、
心の中でストンと腑に落ちるものを感じました
「良い仕事」という定義は人それぞれかと思いますが、
自分にとっての「良い仕事」と感じる場面を改めて考えると
①大前提、当事者が幸せである≒楽しんでいる
②関係者への貢献・価値について考え抜いている
という2点が非常に大きいように感じました。
人それぞれ能力の違いもあるため、
発揮できる価値は大小差が出てしまうこともあるかと思います。
その中でも、自分にとっての最大限で周りへの貢献を
考え尽くしているのであれば、それは「良い仕事」と言うに値するのではないか。
しかし、本人が辛い、自己犠牲の要素を孕んでしまっているのであれば
恐らくそれは継続性の無いものになり、真の「良い仕事」とは言えないのではないか。
gCストーリーが大事にしている言葉で言うところの
「トライアングルハッピー」と通じる部分があるかと思いますが、
自分を含めた関わる人全員の幸せに繋がることこそが
良い仕事と言えるものなんだろうなぁと改めて考えさせられました。
まだまだお客様や職人さんの役に立ち切れない部分もありますが
これからも自分自身で胸を張って「『良い仕事』してますよ!」と言えるよう
楽しく働きつつ、役に立てるよう考え尽くして行きたいと思います。