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新年明けましておめでとうございます。

 

新年明けましておめでとうございます。

営業部1年目の田中です。

 

サイベイトに入社し、残り3ヶ月も経てば1年になります。

時間はあっという間に過ぎていくものですね。

 

就活生の時から考えると、サイベイトと出逢って2年が経とうとしています。

思い返してみると、いろいろな心境の変化や、考え方、スタンスの変化が有りました。

 

いい機会なので、今日は、自分が就活生だった頃のお話を書きたいと思います。

 

2年前の今、私はまだ大分の大学3年生を満喫していました。

田舎だけあって、東京の就活生の緊迫感など全く伝わってこなく、そろそろ就活しないとなぁと考えていたところでした。

 

就活を始めようと思ったら、まず当たった第一の壁「働く意味がわからない」

私は、なぜ働くのか、そもそも高校まで東京にいた私は、朝のラッシュ時に、死んだ魚のような目をしたサラリーマンに、囲まれて通学するのにうんざりしていました。

 

絶対こんな大人になりたくないと、心から思っていたのです。

 

就活の時期になると、いつの間にか周りに流されて、企業を探していました。

でも、「何で働くのかわからない」という疑問にぶち当たったのです。

 

働かなくても生きていける方法があるのではないか。と思いました。

大学の先輩に相談すると、由布院で大学卒業後、民家を借りて宿をやっている先輩を紹介され、原付で山を1つ超えて、会いに行きました。

 

自分の畑で育てた野菜で夕飯を作り、育てた鶏の卵を朝食に使い、自分の手でひいてきた温泉に入る。そんな自然に囲まれた生活を楽しみながら、夏休みには近くの小学生に自然体験プログラムを提供するということをしていました。

 

私は、こんな生活もいいなぁと思いながら、逆にもっといろんな人と関わって、大きなことがしたいと思ったのです。

何のために大学まで行かせてもらって、勉強やサークルを必死にやってきたんだろう。親になんて言えばいいのだろう。

そんな想いが頭の中をぐるぐるし始めたのです。

 

しかしこの経験で、なんとなく、なぜ働くのか、という疑問に答えが見え始めました。

それは、「より多くの人と関わり、大きなことがしたい。親孝行したい。」ということです。

 

じゃぁやっぱり、企業に入って働こうと、就活を始めたのでした。

 

いざ就活を始めると、第二の壁にぶち当たりました。「何がしたいのかわからない」

 

企業は世の中に数えきれないほどあります。

業界もたくさんあります。

自分は一体何がしたいのか。わからなかったのです。

 

そこで、私は自己分析を始めました。

自己分析と言っても、簡単な質問に答えて、自分にはどんな業界が合っているというのを出すものではなく、徹底的な自己分析を「絶対内定2012―自己分析とキャリアデザインの描き方」という本に沿ってやりました。

すると、見えてきたのは、「何がしたいのか」が重要ではなく、「どう生きたいのか」かが重要だということでした。

 

何十枚にも渡る自己分析の紙を読み返してみると、何か喜びを感じた時、悲しみを感じたときには、必ず「相手」がいました。

私はふとこんなことを思いました。

「例えば、世界に一人私だけが生きているとしたら、私は自分が生きていることを、どうやって証明できるのだろうか。」

答えは、「できない。」でした。

 

誰かがいて、初めて自分の生を証明できることに気がついたのです。

だったら、自分のために、相手を幸せにしようじゃないかと、思いました。

 

相手は自分の鏡です。相手が笑うと自分も楽しく、悲しんでいると自分も悲しくなる。

その法則に気がついたのです。だから、自分の幸せのためにも、相手を幸せにしようと思いました。

誰かを幸せにできるような人間になりたい。と考えるようになってからは、仕事内容なんて関係無くなっていました。

 

自分は何に影響されて変化するのか、ということを考えるようになったのです。

私の場合、仕事内容や成果物ではなく、周りにいる人や、取り巻く環境が大きく自分を変化させてきたと、自己分析から気が付きました。

 

就活の軸を「風通しの良い会社・社員が輝いている会社」に置きました。

それからは、ひたすら会社説明会に行き、その場での社員同士の会話や雰囲気、社長の話し方や内容にフォーカスして、聞いていました。

 

そして出逢ったのが「サイベイト」です。

 

サイベイトに出会い、社長の話を聞きて、わくわくが混み上げてきました。

社長は仕事内容のことは全く説明せず、なんのために生きるのか、ということについて真剣に話をしていました。

 

自分は、何のために生きるのか、なぜ生まれてきたのか、どう生きていきたいのか、その日から、改めて自分に向き合おうと思ったのです。

 

それから数ヶ月後、いろいろな壁はあったものの、私はサイベイトに受け入れてもらえました。そして入社して9ヶ月目、今も心からこの会社に出会えて良かったと思います。

 

就活とは、とことん自分に向き合い、「生きる意味」を真剣に考えぬく時間だと思います。

周りと比べるのではなく、自分と向き合う時間だと、私は思います。

 

今必死に就活をしているみなさん。

自分と本気で向き合って見て下さい。

 

 

とか自慢気に言ってる私も、就活生のときは周りの就活生にビクビクしていました(笑)

 

写真は、サイベイトの仲間たちと初詣をしたときのものです。

それでは、皆さん今年も宜しくお願い致します。

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