入社5年目の藤田です。
主に内定者と、時期は少し早いですが就活生に向けて、文章を書きます。
内容の大部分が私事で恐縮ですが、お付き合い頂ければ幸いです。
私が社会人になってしばらく経って気がついたのは、両親の偉大さです。
=======父について=======
私の父は定年退職するまで殆ど単身赴任だったので、
私が大学に進学するまで記憶のある限りは、母と姉の3人で生活をしていました。
そのせいか、父親の仕事に対してポジティブな印象がありませんでした。
たまに週末に帰ってきたりするだけで、いつもいつも仕事ばかりの父親でした。
そんな父ですが、気が付かないうちに自分は父の背中をみて育ったのかな?と思うエピソードが幾つかあります。
1つ目は、毎週欠かさず母に電話を掛けてきていたことです。
僕もその影響で、大学生の時から今もなお、毎週母に電話をかける習慣がついています。
2つ目は、仕事に一生懸命打ち込む部分です。
私が小さい時に一時期会社の社宅に家族4人で暮らしていた頃の話を、社会人になって母から聞き初めて知ったのですが、
30代半ばの父は本当に仕事熱心で、夜遅くまで仕事をし、休みの日も『会社の机を綺麗にしてくる』と言って、よく出社していたそうです。
(余りに父と会う機会が少ないために、小さいながらに私は、『お父さんは次いつ家に来るの?』と聞いたことがあるそうです。)
気がつけば、今、仕事に一途に打ち込む自分も、父に似たのかな、と思い何故か嬉しく思います。
その他には小さな所ですが、父は中華料理が好きで、そんな所までも自分は似てきたのだな、と思います。(笑)
社会に出てからは母だけでなく、父に電話をする機会が増えました。(というか社会人になるまで電話を掛けたことがある記憶が殆どありません。。)
それは、仕事に悩んだ時です。
考えてみると、誰もが一番身近にいる社会人の大先輩は、父親だと私は思います。
父と話す事で、かなり気が楽になったり、解決の糸口を見つける機会が過去何度かありました。
=======母について========
そんな仕事ばかりで家に大黒柱がいない状況で、私は母に育てられました。
父に似て来きたという話を書きましたが、結局自分自信を構成する基本的な部分は母を見て身につけていったように思います。
時間を守ることや、身の回りを綺麗にすること、礼儀の大切さ。
何よりも、周りに流されずに、自分自身で決断をすることを知らず知らずの内に学んだ様に思います。
母は常に自分の意見をもった人でした。
そしてその上で、私が小さい時から、何事も殆ど私の自主性に任せ、意見を尊重してくれました。
今思い返すと、それは私にとってとてもいい影響だったのではないかと振り返ります。
========まとめ=========
蛙の子は蛙ではありませんが、是非これから社会に出る皆さんは、
改めて父親の仕事内容や、母親からうけてきた愛情について振り返って見て、会話をする機会をもってみてはいかがでしょうか。
自分のルーツを知るいい機会になると思います!
次は大嶋さん、お願いします!