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職人さんの背中

みなさん、初めまして。

暑くなってきましたね。

東京の夏ははたしてどこまで暑いのか、社会人1年目の夏を東京で迎えます、
新規改修2課、井上です。

そろそろブログ回ってくるころだと思ってました。

ではでは、4月より2カ月、僕がやっていたことを紹介したいと思います。

それは   けんしゅう!ケンシュウ!研修!!!

あんまりデスクにいませんでした。

というか社内のみんなにもほとんどあっていません。

約1カ月の社内研修を終えた後には、

gCでは毎年恒例のパートナー研修があります。

各地のパートナーさんのところにお邪魔して職人さんと同じように仕事を行います。

かくいう僕も、茨城、埼玉、静岡に延べ2週間とちょっとお世話になってきました。

(研修を受け入れてくれたパートナーの皆様、その節はどうもお世話になりました。ありがとうございました。)

具体的な仕事としては、看板の製作、設置、ペンキ塗り、穴掘り、足場の組み立て等。

職人さんも言っておられましたが、本当に看板屋さんの仕事って

「広く浅く」なんだと思いました。

一つの看板を付けるのに様々な工程があって、ときには電気工事なんかもやっちゃったりするのです。

そんな研修の中で僕は仕事の向き合い方を教わりました。

プロの仕事ぶりを身近で見れたことが大きな要因です。

自分の決めた道にこだわり、極めていく職人さんの姿はカッコイイなと思いました。

ある社長のお話です。

「プロの仕事と自己満足は違う」と言っておられました。

時間をかければ仕事は誰でもできるものです。

看板の製作も時間をかければいくらでもいいものをつくることは可能だそうです。

でも私達には納期があります、待っているお客様がおられます。

その中で時間内に完ぺきに仕事をやりきることの重要性を教えていただきました。

例えば、製作を自分の満足までやり続けたいのなら芸術家になるしかないのです。

プロの仕事とはこういうものなのです。

だから段取りが必要になってきます。段取り八分です!

職人さんは一日一日の段取りを組んでおられます。

そして納期というゴールに向けた作業を進めています。

その中で「確認」が一番重要だそうです。

確かに会話を聞いていると必ず確認を行っています。

確認して不確実を必ず確実に変えます。

寸法が合わなかったり、打ち合わせで曖昧にしていたことが原因で納期が遅れるという問題に変わってくるからです。

常に最悪の状況を考えているから先に予定を立てるのではないかと思います。

確実に段取りを組んだ方が仕事が早く進むのです。

さらにいわば肉体労働の世界では1工程増えるだけで体への負担がリアルにのしかかってきます。段取りを組むことで大きなリスクの軽減にも

つながっています。

 

私達はこのようなマネジメントのプロと仕事を一緒にしているのです。

私達のつくる見積の数字や看板のサイズなど、職人さんの段取りを組む情報になってきます。

だから私達もこだわらねばなりません。

「プロとして」パートナーさんとお付き合いしていかねばなりません。

私たちの仕事はパートナーさんがいなければできないのです。

こういった意識が、より良い看板造りに、そしてお客様の満足につながるのではないかと思いました。

パートナー研修はプロとしてのこだわりを持ち、仕事に向き合う職人さんの背中からたくさんのことを学ばせていただきました。

それでは次は、実秋さんにお願いしようと思います! …やってくれるかなぁ~

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