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変わりたいと思っていても変われないのは、変わらないと常に決心をしているから。

こんにちは。
入社2年目のヘルスケア事業部マモリアグループの高橋です。
私の普段の仕事は、「介護に関わる家族を救う」をVisionに、
mamoria(マモリア)という介護に関わる家族向けの
介護情報に関するサイト運営と、
介護のために仕事を辞めてしまう「介護離職」をなくすために
mamoria projectという介護離職防止のためのtoBサービスを作ることです。
▼マモリアメンバー
IMG_2027_R.JPG
新規事業という役割でまだ小さな事業部のため、
私が仕事を進める≒事業部が動いていく、ということなのですが、
どうにも私が仕事を進められず、事業が進まなくなった時期がありました。
今回は、その時の、
自分が変わりたいと思ってもなかなか変われなかった時
(結構最近までです。笑)の話をできればなと思います。
どうにも仕事が進まなくなっていたのには理由がありました。
それは、自分が決断をできなかったこと、
そして決断をしないことによって自分を守っていたことです。
配属されたばかりのころ、私は先輩の言うことに従って
仕事を進めていました。何をするか、どうやってやるか、
そこに私の意志はなく、考えもないまま、御用聞きのように
先輩にすべて聞いて仕事を進めていました。
当時はとても一生懸命やっていたのですが、今考えると、
仕事をしていると言っても自分で考えなくてよいのでとても楽でした。
迷うことも、決めて責任を負うこともなかったのです。
しかし、その先輩が産休に入り、仕事を何をすべきか自分で決めて、
意志を持って決める場面が格段に増えました。
AかBか、どの手段を選び取るべきか迷う機会が増えました。
そうして迷っていることで、
1か月後に自分の仕事が全く進んでいない=事業部が全く動けていない
ことに気づき、愕然とし、自分の情けなさうなだれました。
それでもすぐには仕事の仕方は変わりませんでした。
変わったのは、ある先輩にズバッと言われたからでした。
「それで、由衣はどうしたいの?お前のプロジェクトなんだから、
お前が意志を持って決めろ」
そこでやっと、自分が責任を負いたくないと思っていたこと、
AかBかどちらかを選んで失敗したくないと思っていたこと、
そうして決めないことで自分を守ってばかりいたことに気づきました。
いや、気づいていたのに、見て見ぬふりをしていたのです。
ここ半年ほど。
「嫌われる勇気」(https://goo.gl/133Z9x)という本が
流行っていますが(最近は「幸せになる勇気」ですね)
その中でこういう一説があります。
====================
あなたが変われないでいるのは、
自らに対して「変わらない」という決心を下しているからなのです。
〜中略〜
人は常に自らのライフスタイルを選択しています。
いま、こうして膝を突き合わせて話しているこの瞬間にも、
選択しています。あなたはご自分のことを、不幸な人間だとおっしゃる。
いますぐ変わりたいとおっしゃる。
別人に生まれ変わりたいとさえ、訴えている。
にもかかわらず変われないでいるのは、なぜなのか?
それはあなたがご自分のライフスタイルを変えないでおこうと、
不断の決心をしているからなのです。
====================
人にはコンフォートゾーンというのがあって、
変わらない=心地の良いこと、なのです。
さらに自分が弱いものであり続けることで、
誰かに目をかけてもらうことができるという目的を果たしている。
まさに私はその状態でした。
でも、そのコンフォートゾーンでぬくぬくとしているだけでは、
介護をしている家族を救えない。
そう意識してから、決断をする、意志を持って仕事をする
ということに気を付けるようになりました。
いざ決断をしてみると、思っていたよりも
成果に結びつくことがわかりました。
もちろん失敗することも多くなりましたが、
その分この方法ではだめなんだと気づくこともでき、
次のアクションにもつなげられるようになりました。
PDCAってやつですね。
自分で意志を持って決断することは、とても勇気のいることで、
間違えるかもしれない結構大きな恐怖と戦わなければなりません。
でも、変わらないという決心を取り下げて、
変わると決心してみると、ほかの仕事も、
仕事以外の部分も少しずつうまくいき始めた気がしています。
さらに、このうまくいく波に乗って、いろんなチャレンジができそうです。
この変わるという決断は、自分の自信にもつながっている気がしています。
それでも、前に進むためには、決めなければならない。
怖さに勝つには、一歩一歩前に進まなければならない。
振り返ってみると勉強してた時と同じで、受験に受かるかわからない恐怖。
それに勝つにはどの勉強法がよいのか悩んでるよりも、
やってみて試してみて間違える期間が必要でした。
就活も同じ。
就職先選びに失敗したくない、と誰しもが思っているけれど、
決めなければ合っているかいないかなんてわからない。
そして、最後には、選択した決断に責任を引き受けるということ。
正解にする意志を持つこと。
これは就活で会った後輩に、私が必ず伝えているメッセージです。
ぜひ、変わりたいと思っていても変われないと思っている人も、
変わらないという決心を取り下げ、変わるという決断をしてみてください。
世界がどんどん広がって新しいものが見えてくるはずです。
最後に、有言実行の場として、
このブログをお借りさせてください。
私はさらに変わるために、ちょっと前に流行った
ハーバード大学の自分を変える教室(https://goo.gl/3SboUb)で
取り上げられていた瞑想を少しずつ始めてみようと思います。
自分の意思力を保つ力が上がると科学的にも証明されているそうです。
まだまだ社会人2年目。
自分の選択が正解になるまで、何回でも間違えてつまづきたいと思います!
一緒に変化し、どんどん影響の輪を広げていきましょう!

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