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新規事業を通して感じたこと

こんにちは。6年目の大沼です。
今回は本日までの約2年間私が携わってきた
新規事業の振返りと感じたことを書かせて頂きます。
 
新規事業は、再生エネルギー関係の施工領域の仕事で、
2015年9月にEnergy事業部として独立しスタートしました。
Energy業界に知り合いもいない、案件もない、
施工をしていただくパートナー企業さんもいない、
施工の知識もない、、、という
何もない状態からのスタートでした。
 
持っているのは、
市場のポテンシャルがあり、看板ノウハウの横展開で
gCストーリーでも価値を発揮できるという仮設、
あとはリーダーとメンバーの気合のみ(笑)。
 
その信念が通じたのか着実に業績は良くなって
いったのですが(それでも赤字)、2015年11月に色々あって
ほぼ振り出しに戻ったような状況に。
当時は本当にお葬式のような雰囲気でした。
翌年1月からソーラーカーポートを基礎から施工する
仕事が始まりました。案件数は少なく、
知識もなくパートナーさんもおらず。
ほぼ毎日現場にいき、カーポート未経験のパートナーさんと
泥だらけになりながらなんとか案件を納める日々。
売上が少ないので事業部の人員は削減され、
営業と現場管理がほぼ一人ずつで対応していました。
誰かのためではなく、自分の意地だけでなんとか
仕事に食らいついていました。
5月頃からは太陽光発電所の草刈りも成果がでて
新たな事業の柱ができて。
 
それから矢のように日々が過ぎ、
今年の7月に初めての黒字を達成できました。
 
ここまで来るのにほぼ2年。
長いような短いような濃密な時間でした。
 
そんなつい先日、同じチームの
新入社員の鶴來と話をした時に気付かされたことがありました。
彼が言っていたのは、
辛かった時期を先輩が乗り越えたからこそ、
自分が今同じチームに所属できているという感謝の話と、
その恩を新しいお客さんやパートナーさんに
貢献というカタチで還元していきたいということでした。
この話は私の中では衝撃的でした。
 
私としては1人で頑張っていた時期のことは、
辛いけど貴重な思い出として自分だけの胸の内にしまって
いたのですが、実はあの頑張りは、長い目で見た時に次の世代に
バトンタッチするための助走期間だったということに気
付かされたのです。
 
新規事業かどうかに関わらず、特に難しかったり苦しい仕事と
向き合う時、視野が狭くなったり孤独を感じたりすることがあります。
ただその孤独は自分の捉え方だけの問題で、
周りには仲間がいるし、頑張った先には未来の仲間も待っている。
新規事業の醍醐味は色々あると思いますが、私は何よりも、
自分が愛情かけて育てた仕事によって
素敵なメンバーが増えてさらに貢献の幅が広がる可能性を感じる、という
幸せな瞬間を味あわせてもらいました。
 
また真剣にするからこそ、仕事を通して感じられる世界がある、
ということに改めて気づきました。
 
これからも高い壁を乗り越えるような仕事にたくさんぶつかって、
実りある人生を過ごしていきたいと思います!
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