ブログ

20代半ば、もう一度兄妹で暮らしてみた

こんにちは。
4年目になりました、経理や総務を中心に担当しています、上野理沙です。
 
 
■兄の背中を追っていた幼少期
私には1つ上の兄がいます。
そんな兄と、先日まで、丸2年間、2人暮らしをしていました。
 
 
歳が近いのもあり、幼い頃は毎日のように殴り合い、
罵り合いをしていたような関係。
そして、何でもできちゃう兄は、私にとって憧れでした。
その一方で、なんで兄だけ順風満帆なのだろう…と
比較しては悲しむことも多々ありました。
 
 
兄の真似をしていれば安心、そんな私の人生でしたが、
転機が訪れたのは大学への進学の時です。
私は東京へ、兄は北海道へと、育った家を出ることになりました。
物理的に離れることによって、私はただ真似をするということが
できなくなり、自分の道を探さざるを得なくなりました。
 
 
そこから6年経過。まさかまた一緒に暮らすことになるとは。
 
 
■それぞれの6年間を経て
きっかけはいたってシンプル。
長年北海道に住んでいた兄が、東京で暮らすことになったということで、
私にとってもタイミングが良く、「あ、じゃあ一緒に住む?笑」
「ありかも!安くなるし」という軽いノリでした。笑
 
 
2年間の共同生活を経て、今思うこと。
 
 
軽いノリで始まりましたが、
このタイミングでまた一緒に暮らすことができて良かったなぁと。
10数年間、同じ環境で育ちましたが、
その後の6年間、それぞれの場所で
それぞれの全く異なる経験をしてきたんだなぁと
それを実感するおもしろさがありました。
 
 
もうただ真似をするだけの自分はいないし、
順風満帆だと思ってかつて羨んでいた兄も、
兄は兄なりに悩み、もがいた毎日を送っている人間でした。
 
 
そして、20代半ば、昔よりずっと成熟した今だからこそ話せること、
共有できること、があった気がします。
家族のこと、会社のこと、友人のこと、嬉しかったこと、悩んでいること。
変わってないなぁと思うところと、新しい発見とがありました。
 
 
■絆が深まったのは大人になってから
兄妹で一緒に住むことになった時、
周りからは、仲良いねーと言われることが多くて、
あ、そうかも!と当時は私も思っていました。
ですが、今になって考えてみると、たまたま同じ家に産まれて、
歳が近いのもあり同じ環境で過ごすことも多かっただけで、
高校生ではまだまだお互いに未熟すぎて、
何かを共有し、理解し合うには限界があった気がしています。
高校生兄妹の「仲が良い」は、高が知れてる気がするのです。笑
 
 
一緒に暮らした2年間を経て、
真の意味で仲が良くなった…というより、
絆が深まったなぁという感覚です。
20代半ば、というタイミングだったからこそだし、
離れて暮らした6年間の空白があったからこそ、だと思います。
 
 
生まれながらにして縁がある血縁。
その不思議さとおもしろさを実感した2年間でした。
 
Risa.jpg.jpeg
——————-
【お知らせ】
社員ブログはこちらへお引っ越しを予定しています。
宜しければ、下記ページのブックマーク登録をお願いいたします!
https://note.mu/gc_story/m/m01a88682da53

退職した元上司に会って、人との関係性について考えた話前のページ

はじめての一人暮らしは二人暮らし次のページ

PAGE TOP