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大好きだった人や場所から一歩踏み出したその先に。

組織デザイン事業部の中村です。
昨年10月にサービスプロモーショングループから
組織デザイン事業部に異動し、
宮城県白石市の新しい拠点で仕事をしています。
白石に来て早くも5ヶ月が経過しました。
初めて白石に来た時はまだ夏の始まりだったのに
山が黄色や赤に色づき秋になり、
今では雪が降る寒い毎日で、
気がついたら2つも季節を超えていました。
東京で満員電車に揺られる日々から
蔵王連峰を目の前に自転車で通勤する日常に
がらりと変わりました。
住む場所や関わる人だけでなく、
時の流れや時間の使い方まで変わりました。
ふと今でも東京にいた頃を思い出します。
これまでは看板の施工管理の仕事をやっていました。
たくさん泣いて、ぶつかって、
何度も逃げ出したいと思いながらも
それでも2年間続けてきました。
今振り返っても、私にとって必要な2年間だったと思います。
そしてなんだかんだとても楽しく充実していた一時でした。
何もわからない癖に責任感だけはやたらと強い私に
どんな時も変わらず側にいてくれて、
一緒に走ってくれる仲間がいました。
それが何よりも私の頑張るパワーになっていました。
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コロナの影響で世の中がどんどん変わっていって、
それに伴い、組織の形や構成、チームのあり方も
どんどん変わっていく中で変化を恐れる自分がいました。
出来ることなら、何も変わらないまま
チームの仲間と一緒に居続けたい。
人に、チームに固執してしまっている自分を
強く感じました。
仲間に固執している自分ではなく、
他人軸ではなく、ちゃんと自分の人生を生きなきゃ。
変わることを恐れず、変わらないために変わりたい。
そう強く思いました。
自分の人生を生きるとなった時に
私のやりたいことは
[人と人が繋がりを感じながら、
心豊かに生きる世界を創りたい」でした。
日々感じる生きづらさに対して、
人や組織の観点からサポートしたいなと思い、
組織デザイン事業部へのジョインという
新しい一歩を踏み出しました。
これまでやったことがない仕事で
0からのスタートになると思いましたが
そんなことはありませんでした。
2年間の施工管理で積み重ねてきたことが
活きていると感じることが多々ありました。
イベントや研修を考える時のWBS(作業工程表)や
ステークホルダーとのコミュニケーションの取り方、
採算の見方は施工管理の業務の中で
たくさん学んできたことでした。
仕事は一人だけではできなくて、
人と人とのコミュニケーションが基礎にあります。
基礎はどの業務にも通じるものだと
身に沁みて感じました。
場所を変えたことで積み重ねてきたものを
実感できたことが嬉しいし、支えてくれた人に
改めてありがとうと伝えたくなりました。
離れたからこそ、2年間たくさんの仲間に支えられ、
愛されてきたんだなとより一層痛感しています。
たくさん面倒をみて信じてくれたからこそ
たくさんチームの仲間に守ってもらったからこそ
今度は私がチームを引っ張る存在になり、
愛を循環させたいなと心から思います。
「環境が変わっても
自分が変わらないと何も変わらない」
前に側で働いていた仲間から言われた言葉が
今でも心に残っています。
この場所でどう頑張るかは自分次第だと
白石に来て改めて痛感します。
人が集まる場で人と人が繋がる瞬間を作ること、
その場が自己を見つめ直す機会や
何か変わるきっかけになること。
そんな場を創ることがとても楽しいし、
意義を感じています。
組織デザイン事業部として
もっともっと多くの人や組織を幸せにしたい。
この事業を会社の一つの柱に成長させ、
事業の選択肢を増やしたい。
「誰かがやってくれる」じゃなくて、
自分がちゃんと事業を支えられる人になりたい。
だから成長して自分ごととして捉える範囲を
少しずつ広げていきたい。
最近はそんなことを思っています。
東京のみんなも頑張っていると知っています。
距離は離れていても心は繋がっていると信じられるから
私も頑張るし、これから先も頑張れると思います。
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(昨年12月に組織デザイン事業部が企画した社内研修での1枚。
写真撮影時のみ一時的にマスクを外しています)

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