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相手にどう「捉えられているか」に向き合うことにしました。

入社8年目の向山です。
弊社では4月に新たに3人の新入社員を迎えました。
入社後の研修も終え、3人とも主にサイン等の
施工事業に配属され実務に勤しんでいます。
煩雑で難しい業務もある中で
一生懸命食らいついて働く姿を見ていると
彼らへの将来の期待と、自分も新入社員として
四苦八苦していた時期があったなと
懐かしい気持ちが湧いてきます。
懐かしいとは言っても、
自分もまだまだ目の前の業務に追われ
余裕がないことも多くあります。
新入社員時代と変わったことと言えば、
その「一生懸命頑張った」ことに対する
「結果」を気にするようになりました。
空回り、歯車がかみ合わない、力の分散 などなど。
表現は色々ありますが「一生懸命頑張った」が
「結果」が伴わない、良い方向にいかない。
自分はそんなことを
ずっと経験してきたように感じます。
働き始めの時期は、自分は頑張っている。
それでも結果が出ない・認められないのは
周りや環境が悪いと嘆いていました。
GCに転職してからはその嘆きに向き合いつつ、
研修や諸先輩方からの教え、そして業務を通して
エゴ的な嘆きや考えから少しずつ解放され、
他者攻撃・自己攻撃がなくなり、
とても生きやすくなりました。
それでも
「一生懸命頑張った」が「結果」が伴わない、
この事象は度々起こりました。
頑張りが足りないのか、
頑張る方向性が違うのか、
ゴール設定が甘いのか。
原因を考えたり相談したりして、行動に移すも
あまりしっくりこないことが数年続いてました。
ただ今年に入り、自分のメンターとして
社長こと西さんがついてくださり、
その中で聞いた「捉えられ方」の話が
大きなヒントになりそうだと感じています。
「捉え方」の話はGC内でも度々出てきます。
例えばブロックを積む仕事を任されたときに
ただブロックを積まされていると捉えるか。
子供たちのために学校作っていると捉えるか。
未来の世代にとって大切な場所を築いていると捉えるか。
どう捉えるで湧いてくる力も違ってくるし、
そのための行動も変わってくる。
より広い視点で物事をうまく捉えてみようという話です。
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今回ハッとした「捉えられ方」というワードは、
自分ではなく相手目線での話でした。
これまで自分は、相手がどう捉えているか気にするのは
・評価を気にする
・他人軸で生きることに繋がる
・嫌われたくない
などどうしてもネガティブな印象があり、
目をそらしてきた部分でした。
そうではなく、
この世界は自分一人では生きていけず相手が絶対いて、
その人たちの捉え方から目を背けることは
とても一方的な生き方なのではと
感じるようになりました。
それが「一生懸命頑張った」が
「結果」が伴わない事象の大きな要因と
なっているのではと今では感じています。
これまで「自分がどう捉えるか」を
GCで学びずっと意識してきました。
しかし、「相手がどう捉えているか」は
その人次第だから、なるようにしかならないと
思考を放棄していました。
捉え方で世界が変わるのであれば、
相手がどう捉えているかも、
自分がどう捉えるかと同等に大切だと気づきました。
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相手の捉え方を恣意的に操作してやろうではなく、
よりよい捉え方をしてもらえる努力をすること。
今の自分にはこの考え方がとてもしっくりきています。
長くなってしまいましたが、簡単にまとめると
「相手の事をよく考えた言動をする」
ということです(笑)
こんなよく聞く当たり前の事を、よく考えたうえで
心から大切にしようと思える機会を与えてくれる
皆様に感謝です。
これからもよく考えて気付きを得て、
少しずつ成長していければと思います。

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