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引越しという一大プロジェクトを通して感じたこと

新卒で入社して6年目になりました、上野理沙と申します。
私事ですが、最近引越しをしました。
県外への引越しだったため、今までに経験したことが
ないほどの規模でやるべきことが多く、
それはそれは大変なお引越しとなりました(笑)
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引越し=プロジェクトと考えると、、
気がついたのは、
引越しとはプロジェクトだということです。
GCストーリーは、看板の一斉施工の
プロジェクトマネジメントを主な事業としています。
QCD(品質・コスト・納期)を調整する
プロジェクトマネジメントのスキルが
引越しでも活きるなぁと感じました。
まず、引越しの数か月前に工程表を作成しました。
・捨てるもの、あげるもの、次へ持っていくものは何か
・選別したものをどのように処理するか
・いつまにでやらないといけないのか
を書き出しました。
普段の仕事に通ずるところがたくさんあるなぁと
思っていましたが、途中で明確な違いに気付きました。
それは、この一大プロジェクトを遂行するメンバーは
自分一人しかいないということです。
これはあの人にお願いしよう!と強みや弱みの
バランスをとったり、この日は用事があるから
あの人に代わってもらおう!と気軽に助けを
求めたりできないのです。
もちろん一部を誰かに手伝ってもらうことは
できるかもしれませんが、
それでも自分が動かないことには進みません。
これを受け、普段の仕事の中で
どれだけたくさんの人に頼り、
強みを活かし合いながらプロジェクトを
遂行しているのかを実感しました。
会社という組織(集団)に属している
価値や意味を感じられました。
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小さな気遣いが大きな喜びになる
その他にも、引越しの過程で改めて
実感したことがあります。
それは、小さなプラスの気遣いが関わる人に
大きな喜びをもたらすということです。
例えば、廃棄業者への金額の支払について、
事前におつりの出ない金額を用意しておくこと。
私の立場からしてみると、
ほんの少しだけ手間はかかりますが、
やってもやらなくてもそんなに変わりのない準備でした。
しかし当日、廃棄業者の方にお金をお渡しすると、
「ああ、、ありがとうございます。本当に助かります。」と
明らかに表情が明るくなっていました。
想像してみると、この暑い中で何件ものお宅を周り、
重い家電を運搬しているのでしょう。
玄関での現金授受は、この上なくわずらわしい
作業だったのかもしれません。
このように、何かを依頼する立場(お金を支払う側など)
からすると些細な作業でも、
それが何かを提供する立場(お金をもらう側など)から
してみると、とても大きな価値や喜びとなることが
あるよなぁと改めて感じました。
総じて、長期間においてたくさんの人と関わり、
それを一人でマネジメントし、一人で実行していく
難易度の高い引越しプロジェクトを経て、
いろいろな気付きや感情に出会えました。
ただし今は達成感のある一方で、
体力的な疲労が大きいので、
引越しとはやはり、頻繁にやるものではないなと
思っています(笑)

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